2021_1215山形県でスクールインタープリター養成講座開催報告

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☆★社長さんやバスドライバーさんもスクールインタープリター!~12名の新たな仲間誕生!

2009年から毎年山形県内で取り組んできた「スクールインタープリター養成入門講座」を昨年はコロナの影響で開講できませんでした。
今年も無理かなと思っていたのですが、思いがけないところから「受講したい」とのお申し出があったのは秋の始めごろでした。
東根市内にある「山形中央観光」、「あおぞら観光バス」という2つの会社の社員研修の一環として受講したいとの申し出があったのです。
それを踏まえ、12月15日、東根市内の公共施設「東の杜」で、講座を開講したのです。
この2つの会社は、一方が旅行社、もう一方が貸し切りバスの運行を担い、一体となって運営されているのです。
旅行社の社員のFさんから「SDGsをテーマのツアーに取り組み始めたのですが、長井市ならどんな見どころがありますか?」と来市の上ご相談いただいたのは今年の春のことでした。
そのことをきっかけに、私が講座開講できる「主任講師」の資格を得ていることを踏まえ、社員の受講という方向で準備を進めていただいたのです。
会社のHPを拝見しますと、2つの会社合わせて25名ほどの社員がおられるようですが、そのうちの約半数の方々が今回受講してくださったことになります。
しかも、2つの会社の社長さんも、今回の受講者の中におられたのです!
社長さん自ら率先して環境学習のための学びを深めようというのですから、その意識の高さに驚嘆します。

一般社団法人IPNET-Jの「スクールインタープリター」は、保育や学校教育の場だけでなく、社会教育の場などにおいて、環境学習のサポートをする人材で、私は「環境教育コーディネーター」と位置付けています。
環境省や文部科学省への登録講座となっていますので、資格の一つとして名刺に印刷していただくことも可能です。
これまでの講座では、保育士、幼稚園や小中学校の教員、学童保育の担当者、それらを目指す教育系の学生たちなどが受講してくださっていました。
しかし、今回のように社員研修として受講してくださったのは初めてのことでした。


この講座は、講義を聞くだけではなく、自分自身が最後にはスクールインタープリターとしての実践を行うまでのステップが、一日の講座の中に準備されています。
自己紹介からプログラムの展開、活動の分かち合いの進め方など、昼食休憩時間以外はぎっしりと内容が詰まっています。
活動のタイトルや参加者に配布するワークシートの制作実習は、社員交流の会話にも話が弾みながら、和やかに時間が流れました。
もとは酒蔵だったこの施設の中庭は、それほど広いわけではありませんが、様々な生き物や、それらの関係性に注目して眺めてみると、実に多様な発見があるものです。
同じテーマで探してみても、人によって見つかるものは千差万別。
そしてその発見を複数の参加者が集まって分かち合うことで、参加者自身の心が満たされてもゆくのです。

午前9時半に始まった講座は、午後5時近くなって無事終了しました。
12名の新しいスクールインタープリターが誕生しました。
社長さん、バスの添乗員をされる方、バスのドライバーさんがスクールインタープリターだなんて、素晴らしいツアーが今後もさらに展開されること間違いなしです。
今後、こんなふうに「社員研修」として講座を受けてくださるということが増えてくれば、社会の中での環境問題への関わり方も少しずつ変化してゆくかもしれません。
きっかけを作ってくださったFさん、ご参加いただいた皆様、そして当日アシスタントを務めてくださったSさん、ありがとうございました。

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