市民団体の事務局は、行政担当か市民担当かのメリット・デメリットその1

ipnetj   2015/01/15   市民団体の事務局は、行政担当か市民担当かのメリット・デメリットその1 はコメントを受け付けていません。

blog_import_53706ed9bf289よく行政が基本計画を市民の検討会を開いて考えるということがあります。そして、その計画は最近では、市民参加や市民と協働で行うということがよくあります。
そういう場合に、検討会のメンバーを中心に検討会が市民団体にそのまま移行し、検討会の行政事務局がそのまま市民団体の事務局を担うことが一般的によくあります。
立ち上げ段階で行政が事務局を担ってくれることは大変助かることです。

行政事務局の場合、前に出過ぎると市民無視の行政主導と批判されやすかったり、市民は安上がりの労働力とみている!!とか後ろに下がりすぎると単なる事務処理・電話番と能力を疑われてしまいます。
・市民事務局の場合優秀すぎると事務局の独裁といわれかねますし、動きが悪いと文句を言われる。役員や会員には「お疲れ様」といっても誰も事務局には「ありがとう」といってもらえない。事務局なら世話は当たり前と思われてしまいます。
行政担当事務局と市民が直接事務局を担う場合のメリットデメリットを考えてみました。

行政事務局のメリットを考えると
・専従で取り組んでくれる。
・事務所が市役所における。
・連絡や調整などの業務をこなしてくれる。
・会議のレジュメや報告を作ってくれる。
・会議室や印刷機などを貸してもらえる。
・事務局事務費を負担してくれる。
・みんなの意見を尊重して市民意見を大切にしてくれる。
・役員意見を形にしてくれる。
・裏方に徹してくれる・・・等々。

行政事務局のデメリットを考えると
・至れり尽くせりが市民を甘やかしてしまい自立心がなかなか育たない。
・的確な方針提起や政策提言を役員会に提出できない。職員が活動経験がなかったり、市民意見を出してもらおうと白紙に近い状態が多い。
・職員がよく変わり継続性が難しい。

市民が行う事務局のメリットは
・活動経験が豊富で、政策提言や役員意見からの方針作成が鋭い。
・活動のツボを押さえており、市民役員の議論をより深いものにする意見が出せる。
・役員と同じ目線で活動を語れる。
・事務局業務のオーバーフォローを役員が担わざるを得ない。役員の積極参加は欠かせない。
もちろん行政も行う事務作業は、行ってもらえることは当たり前である。

市民が行う事務局のデメリット
・専従職員の給与・福利厚生など財政負担が大きい。
・優秀な人材確保が難しい。
・会社リタイア役員が専従職員をお茶くみやコピー取りなど会社の上下関係で使ってしまう傾向がある。行政だとこういうことはおこらない。
・無償のボランティア事務局では事務局活動量に限界がある。単なる電話番程度となる傾向がある。

事務局はもちろん事務屋さんであることには違いない。
しかし団体のかなめとなるところはメリットデメリットの中から見えてくる。
続きは次回に・・・・