14/05/24指導者研修会 自然の見方

ipnetj   2014/05/24   14/05/24指導者研修会 自然の見方 はコメントを受け付けていません。

CIMG4700ss 奈良県森林整備課、奈良県森林組合連合会主催の森林環境教育指導者研修会が始まりました。
研修会が始まってから9年目。毎年2回ずつ開催されています。昨年度からは、今までの修了生や県民を対象に交流会も開かれるようになりました。
第1日目は、環境教育指導者に持ってほしい理念や主張。
自然に見方、考え方です。
自然の見方というとこの木は何?、この花は何に?という知識を紹介したりすると参加者も納得するということがあります。地域のガイドも同じで知識を求める傾向は、確かにあります。
しかし意外と10歩も歩くと今、見たものをすっかり忘れているということがよくあるようです。人間の記憶力の限界かそれともそもそも覚えようとしていないのか。
参加者の中には「これは、何ですか?」と聞くことがリーダーとお近づきになるきっかけだったり、声をかけてもらいたいからご挨拶のようなつもりでおっしゃる方も多いです。オタクか趣味の世界の人でない限り覚えることにさほど興味を持っておられないのがほとんどで、会話を楽しみたい方も多いです。
研修では知識を持ってみる場合と知識がないものとでどのように観察するか体験してもらいました。
CIMG4690ss知っていることはよくわかるが知らないものはわからない。当たり前のことです。しかし趣味の方でも300~500種知っている人は、すごい人です。博物館の専門家で800~1000種、調査会社のプロで1300種、知っていたら相当上級の人といわれています。
それでも人類が知っている100万種に及びませんし知らないものも含め地球上には1000万種あるといわれています。要するに知らないことだらけです。
事実をしっかり見たらわかること、比べてみたらわかること、知識に頼らなくても自然の素晴らしさはちゃんと観察できるものです。その見つけたものをコミュニケーションで分かち合う。そのことがとても大切ではないかと思います。
環境教育のゴールは、人と人が交流して力を合わせて解決する行動です。知識よりも参加者の交流が重要なものと思います。
CIMG4705この日は、テレビの取材が入りました。