子供をほめて伸びる力を伸ばすことと環境教育

ipnetj   2014/04/12   子供をほめて伸びる力を伸ばすことと環境教育 はコメントを受け付けていません。

子供をほめて伸ばすことと環境教育

スクールインタープリターの活動や講座では、環境問題に行動する仲間作りとして、自立心をもった子供を育てることの大切さを伝えています。
具体的な学校や自然教室などでそのために「ほめる」ことの重要性を3原則(しゃがむ、目を見る、ほめる)としてまとめています。
8日、テレビの報道ステーションのニュースで「人は、ほめると伸びる」ことを脳科学の研究者が実験し、それを証明したことがニュースで流れていました。
経営者が、社員をどうほめていいか分からない、怒ってばかりとか、悪いところばかり目に付くと、「ほめ方セミナー」があることも紹介されていました。
しかしそれは、ほめる側のほめ方テクニックや手法として扱われてしまっているのではないかとも思います。確かに即効性があるのかも知れませんが疑問に思うところもあります。
のべつ幕なしにほめる、よいしょする、ほめ殺す、これでは良い子症候群を作ることになるし、逆にほめる側が見透かされてしまいます。
これらは逆に言うと、ほめる側の思考力、表現力、コミュニケーション能力に問題があるともいえます。ほめる側、ほめられる側両方にかけていることかもしれません。
尾木ママは、「子供の変化のきざしをほめる」と言っています。
自然教室でこんなことがありました。いくつかの課題を出してそう思うものを探そうと観察会に出かけました。でもなかなか見つけられない子がいて気になっていました。誰かの発見を皆で見ていた時に、その子がマツボックリを見つけサブリーダーに見せたのです。サブリーダーはすかざずほめて、「ヒゲおじさんに見せよう」と勧めたそうです。
私はまったく他のことにかかわっていたのでそのいきさつは知りませんでしたが、その子がマツボックリを持ってきたとき「マツボックリだね・・すごいね」で終わっていたら、その子はそれで終わったかもしれません。そのときすかさずマツボックリを皆に見せて「すごいね、これって木の実であると共にこの間からモミジのプロペラみたいな種が飛んでいったヌケガラでもあるんだよ」って皆に紹介し皆で拍手してほめました。それからでした。その子の活動が大きく変わりました。親から離れ一人で探すようになりました。最後には、帽子いっぱいのマツボックリを持ってきて見せてくれました。
楽しそうに一緒に帰ったのを思い出します。
「子供の変化のきざしを見逃さない」これが大切かなと思います。
尾木ママは教員生活から経験則として「ほめすく」を提唱されています。

スクールインタープリター活動や講座も発案者の30数年の教員生活や学校での自然体験授業、また40年の環境教育活動の経験則から生み出されたものです。「ほめすく」を環境教育の場で実践し、自立した子供を育てると言う学習指導要領の実現を環境教育の側面から目指したものでもあります。
日々修練され改善され生き物のように変化する講座のようにも思います。
学習指導要領の自立した仲間づくりと環境教育の仲間作りは「イコール」のところが有ります。自立した仲間作りのために「ほめすく」は、大切な要素であると思います。