里山調査講習会in兵庫県立三木山森林公園

ipnetj   2013/10/12   里山調査講習会in兵庫県立三木山森林公園 はコメントを受け付けていません。

NACS-J主催の里山モニタリング調査講習会が、兵庫県立三木山自然公園研修館でありました。
講師は、村上 哲生(名古屋女子大学教授)先生で長年国交省の淀川水系流域委員会の委員としてご一緒させていただいた方です。久々の再会でした。
この講習会は、今回は主に里山の市民参加型による水質検査の方法についての講習でした。
主に水温の計り方、pH、透明度、流水量などの野外での実地講習もありました。
ため池の水は透明度で31cmぐらいで底の十字が見えます。流れがあるところは100cm以上の透明度がありました。
その透明な水に牛乳を1滴たらしただけで透明度は、21cmまで落ちたのは驚きです。
たった1滴でこれほど汚れるものなのですね。
pHは、試薬ではかり試験機で色を見比べて測ります。ため池は、6.8、流水は7.4でした。
また流れる川の流量の測り方も学びました。川幅をはかり30cm間隔で河床から水面までの高さを測り、断面積を計算して出します。
そして1mの長さを浮きがどれぐらいの時間で流れるかを見て計算します。流量の測り方は水が少ない場合には堰を作って一部だけあけてその水を一定の時間、容器に流し込んでその量を測ったり、よほど少ないときは、オシメに一定の時間、吸い込ませてその重さを測るなどさまざまな方法があるようです。
また、室内講義では、専門家の調査だけでなく市民参加の調査の大切さについて講義もありました。
それは、正確な現状を知るため、共通の議論の場を持つため、そして新しい課題を発見するためです。
環境調査は、自然の課題を議論したり解決するために市民側も情報やデータを持つことはとても大切です。
市民にできる簡単な調査でもデータが蓄積されてくると重みのある意見が言えるようになります。
私も何かあれば必ず調査し、冊子にまとめて情報提供しています。とても大きな力になります。
また調査手法は、子ども達と調べ学習をするプログラムのネタ作りにもなります。調査方法は有効に使いたいものです。