日韓インタープリテーション・環境教育研究交流集会報告

ipnetj   2012/07/09   日韓インタープリテーション・環境教育研究交流集会報告 はコメントを受け付けていません。

Dongguk(東國)大学で開催
7月8日、9時30分から交流も含め午後2時まで、「日韓インタープリテーション・環境教育研究交流集会」をDongguk(東國)大学で開催されました。
この研究交流集会の参加者は、日韓とも大学教授、准教授、研究者、宗教家、教育機関関係者(小学校や幼児教育)、環境教育施設関係者、環境教育実践者、自然保護関係者など、幅広い参加者が集まりました。
日韓双方から記念講演、研究、実践の発表を行いました。
日韓研究交流集会に参加して
この研究交流集会で思った事があります。
韓国と日本の環境教育にかかわる人材育成に大きな違いがある事に気づかされました。日本では、国家が直接行なう環境教育の指導者養成は無いに等しい。環境教育の指導者養成の育成はほとんどが民間のNGOや各団体によって行なわれています。それらは、民間団体が行なう人材育成、地方行政が行なう人材育成、企業などが行なうものなど様々です。
その内容も、単なる環境学習を並び立てただけのイベント的人材育成から、団体のポリシーを強く出したオリジナルなもの、海外から導入された人材育成等、様々に展開されています。国や行政の環境政策による介入は、人材育成のカリキュラムに影響を与える事が少ないです。
韓国では、この集会を主催した、Korea Sharing Nature Instituteが行なっているもの以外は、すべて国家が行なう無料の資格制度から成り立っています。またその資格が無いと場所によっては活動できないなどと言う規制もあるようです。一見、人材育成に、国あげて行なっているように見え、進んでいるようにも見えますが、実態は、国が資格制度を作り、予算を組み社会教育団体などに運営を委託し、委託されたところは、人材育成の一貫性もなくただ、環境問題を学ぶイベントになっており系統だった人材を育てると言う仕組みもシステムもありません。講師陣も専門家の寄せ集めで人材育成とは程遠いものとなっています。
その中で唯一、独自に取り組みを行い提案もしているのがKorea Sharing Nature Instituteです。大変困難な中、財政的にも苦しい状況で韓国でのパイオニアワークを続けておられる事を知りました。
その後、参加者全員の自己紹介を行い記念写真を撮りました。

全員で交流会
集会終了後、昼食をかねて交流会を全員で行ないました。

最後に
韓国の皆さんの温かいもてなしに感謝いたします。また、韓国で地道に準備を進めてくださいましたKorea Sharing Nature Institute、Chang Sang-Wookさんに感謝申し上げます。有難うございました。韓国にもがんばっている仲間がいて頼もしさを感じました。
また皆さんと再会できる事を強く希望しています。
(文責 本多孝)