11/05/22多賀城市と七ヶ浜町避難所

ipnetj   2011/05/22   11/05/22多賀城市と七ヶ浜町避難所 はコメントを受け付けていません。

多賀城市山王地区公民館避難所へ
午前中、多賀城市の山王地区公民館へ行きました。今回は、玄関のロビーでさせていただきました。準備班と呼びかけ班に分かれて段取りしていると前回したキャベツの歌を歌いながら子供達が集まって来ました。アマガエルさんのアイスブレークからはじまりました。幼児から中学生、お母さんから年配者まで参加くださいました。

工夫されたボールのいろいろ
羊毛のボールをみんな一生懸命作っていました。ボランティアスタッフみんなで教えながら作りましたので皆さんと交流しながらできました。
こった模様を入れてくださったり、小さな子も中学生も思い思いのデザインを作ってくれました。
みんなの作品を記念撮影。
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ボールころがし
ボールころがしで遊びました。
完成した羊毛ホールを転がしてカエルのぬいぐるみに当てたり、2階のスロープから出来立ての羊毛ボールを転がし遊びました。ついでにサッカーボールまで転がってきました。
子ども達は大ハシャギで楽しくスタッフと遊びました。

ティーパーティー
ティーパーティー
その後、ティーパーティーを開きました。おやつやお饅頭を囲みお茶やジュースで交流しました。
地元公民館のボランティアのUさんらが子ども達と遊んでくれました。
被災者のお母さんが先週来たとき、山形のUくんが、わが子が山形へ学校から体験学習に行った際、尋ねてきてくれてうれしかったとおっしゃっていました。毎日、朝晩はお弁当で昼食は菓子パンばかりとおっしゃっていました。
何か新鮮なものがティーパーティーで出せたらなと思いました。
最後に「今日の日はさようなら」を歌って終わりました。横におられた年輩の方は、作業しながらずっとこの歌を口ずさんでおられました。別の方は途中からウルウル、別れ際は涙して私たちを外まで見送ってくださいました。
その後近くのスーパーへ行きイチゴやミニトマトなど一口サイズの新鮮なものが出せないか見て回りました。1000円もあればイチゴの大きいパック2つとミニトマトの大きいパック2つが買えるとわかりこれなら出せるかなと思いました。
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七ヶ浜町中央公民館避難所
昼から七ヶ浜町中央公民館避難所に行きました。
3時からプロの人形劇集団が人形劇をするからとロビーの一角のついたてで仕切られた一室で午後1時過ぎから行いました。
すぐに16人ほど集まってくださり会場は、満杯になりました。
Kさんの司会進行とアイスブレークで始まりました。

羊毛のストラップ作り
作り方を皆でフォロー
ゆうさんが中心となりながらもボランティアスタッフ皆でフォローしながら、作りました。
みなさん楽しそうに熱中。3時前に終わるつもりが、そのまま続行。横でプロの人形劇がマイクや照明をつけて歌いだしたけれど皆さん気にもならずわいわいと楽しそう。
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七ヶ浜でのティーパーティー
会場も狭いし、作業中の人もいたりでどんな風に終わろうかと思っていたら出来た人たちがスタッフと交流しだし、ちょうどいいタイミングとお茶やお菓子を出したら順次出来た人からティーパーティーに参加してくださり横の人形劇は、なんだか気にもされていませんでした。
皆さんに願いは早く仮設に入って自分の食事は自分にあったものを作りたいとおっしゃっていました。私たちは何も聞いたわけでもないのに参加者同士が津波のときのことを語りだし、まるで映画を見ているようだったとか、あの寒さの中、はだしで避難所まで来たことなど話し合っていました。被災者同士も実はあまり知らない者同士で被災者同士の交流の場にもなったようです。
ある方は温水プールに来て帰り道で地震に合い、車から出た人は振動でドアーに跳ね飛ばされた人もいたとおっしゃっていました。
どういうわけか家に帰らねばと家に戻られたらご主人から「津波が来る」と言われ車で避難し助かったけれどみんな流されたと。親戚のところに行っても気になって仕方ないと避難所に戻られたそうです。結局4時ごろまで延長、後からの人形劇の方が早く済みました。
ボランティアスタッフのKさんは「プロの人たちは人形劇だけしてさっと片付けて帰ったね。目的が人形劇を見せることだったんだね。私たちは何かを見せたり体験してもらったりが目的ではないし、プロでもないけど一生懸命お近づきになって話を聞けたら少しでも心の安らぎになればと思ってやっているから全然違うネ」と。
プロの人形劇より参加者が多くぎゅっと詰まりながらも最後までみなさんが交流してくださったのは、この取り組みの特徴や意味があったからだと思います。

七ヶ浜町被災地
七ヶ浜町被災地
帰り道道を間違えて海べりの道に出てしまいました。あたりは瓦礫だらけの平原ですが、よく見ると住宅の基礎が整備されています。ここは住宅密集地の真ん中だったものが、跡形もなく流されてしまった現場です。
防風林の松木は折れて流木になり、3階建ての市営住宅の3階まで津波が来ている様子がわかりました。宅地造成前の現状に戻ったようです。町の形は道路と住宅の基礎から想像するしかないような状況でした。
この日は2箇所、3時間程度のロングステーでこちらも被災者の方々もゆっくりゆったりした気持ちで出来ました。
ボランティアも疲れたとはいえ気持ちのいい疲れで充実した一日を過ごせたと思います。
やらないよりやったほうが一つでも何か+プラスになると言う思いは間違いなかったと思います。
写真は、住宅がここにあったのではなく流れ着いた2階部分です。
海岸近くは、逆に全部流され瓦礫しかありません。家の基礎のコンクリートが住宅街だったことを忍ばせています。
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