11/03/25大震災被災地訪問を振り返って

ipnetj   2011/03/25   11/03/25大震災被災地訪問を振り返って はコメントを受け付けていません。

大震災被災地訪問を振り返って。
25日、事務局に戻りました。直接大阪に戻れなかったために、富山経由で戻りました。
14時間30分かかりました。
今回は、全国NGOとして、専門性を活かした活動による支援を行うためのニーズ調査と関係機関への情報提供、私たちの活動環境整備が目的でした。
事前に調べられることや目的地を検討し効率よく回れるようにし、さらに資料を作成し、忙しい現地担当者にわかりやすいペーパーを作成し事前準備を万全に行いました。
どうしても情報が取れない地元の交通情報などは、一番に現地で情報を集め全工程ができるだけこなせるようにしました。
地元の皆さんのお話を聞く時間をできるだけたくさん取りました。
今回、3自治体2行政区、3避難場所を訪れました。
この現地訪問を振り返ってみました。
IMG_0239ss IMG_0245ss避難所格差、大変な避難生活、支援遅れ、何ができるか考えよう
地震の停電や断水の一時的な避難、津波による被害、原発被害、町全体の壊滅などで被災者の置かれている状況も相当違います。
すでに自宅に戻り生活をされている方、まだまだ大変とはいえある程度物資や寝具が改善されている地域、いまだに物資の届かない地域と様々なようです。
私が行った避難所を見る限りでは、大勢の方の避難するところは今はそれなりに活気があったり生きようという力がみなぎっているように感じました。でも初めは大勢いても復旧に伴い避難者が減り少なくなると沈み込んだように感じました。
これから、避難所の統廃合が進むと、今までのコミュニティーもまた作り直していかなければなりませんし、弱い人、被害の大きかった人がどんどん取り残されていくと精神的な負担も大きくなるのではないかと思いました。
また、子どもに対するケアーがされているところ、そうでないところの差もあります。
被災地は必死で全力をあげた取り組みをされています。支援が必要なところはいっぱいありそうに思います。

東北での支援環境整備活動から思うこと・心のケア
阪神大震災とはまた違う東日本大震災です。複合被害(地震、津波、原発)、範囲の大きさ、被害の違い、町ごとの壊滅、町ごと避難、救援の進捗状況・・・初めての経験です。
2週間たっていまだ支援が行き届いていない現状。
今は保母さんがスタッフとして支援に入られたりしていますが、やがて学校や保育所が始まると専門スタッフは職場に戻られます。また避難場所も統廃合されていきますしだんだん自宅に戻られたり他のところに避難され縮小されていきます。一番弱い所が残っていきます。しかも長期化が予想されます。
支援に求められているものに、物(物資や義援金)、力(人手や手伝い)、心(元気や思いやり)があると思います。他にもあると思いますが、私たちに出来る専門性から何ができるのか、被災地のニーズとあうのか、片側通行でない提案がいると思います。被災者の思いに合う支援をどう行うか、様々な支援をしたい人たちの思いをどう形にするか、うまく結びつけて一緒に乗り越えて行けたらいいなと思います。私たちの活動は、優しさや思いやりを広げて行くことにつながるかなと思います。心のケアーが、その活動の中で出来たらと考えます。
同じことを考えている団体やボランテイアの方がたくさんいると思います。連携や協働が出来たらとおもいます。ぜひ連絡いただけたらうれしいです。

IMG_0219ss IMG_0224ss東北での支援環境整備活動から思うこと・ボランティア
今回、食事や水(飲料だけでなく手洗い・洗面用等も)を持参したのは正解でした。
仙台では、並べば購入も可能かもしれませんが、地元の人たちの貴重な物資を頂くわけにはいきません。
しかも仙台以外の訪問地では、何もありません。自前で事前に確保することが大切です。将来物資が豊富になれば逆に地元で購入することが地元経済に役立つかもしれませんが今はまだその時期ではありません。
初めはおにぎりもありますが、日持ちしないので後はパンばかり。生野菜が無いのも改善策がいるかもしれません。
何処もゴミ処理がたいへんで避難場所にはゴミの山が作られています。自分のゴミは自分で持ち帰ることで地元に負担をかけないことが大切です。
仙台から大きな移動は、バスなどで出来ても町内や市内は、自分の足しか頼れるものがありません。確保したくても出来ません。時間的余裕と体力(重い水や食料を背負っての移動)が必要です。
東北自動車道が一般開放され、高速バスも動くようになります。そこまでは移動しやすくなりますが、地元から脱出される被災者の方もおられ行きより帰りの足の確保が重要です。
現地にいると、情報隔離されてしまいます。ポケットラジオなどすぐに聞けるものがあるといいですね。

IMG_0228ss思いやり・やさしさ・命の大切さ、本当に力を出すときだと思います。
訪問中、多くのIPNET-Jの仲間から励ましや安全を思うメールを頂きました。
また、時間が迫ったり、寒さの中にいるときに仙台の仲間から励ましメールを携帯に頂き、勇気付けられました。
また、親切に道案内してくださった方やいろいろ教えてくださった地元の皆さん、優しさや思いやりを持って頑張っておられた被災地の社協や行政・ボランティアのスタッフの皆さん、被災者の皆さん、子ども達にもとても勇気や元気をいただいました。
ありがとうございます。感謝いたします。
これからが本当に厳しく長い戦いになると思います。私たちでお役に立てれば喜んで馳せ参じたいと思います。また私たちは、わたしたちで出来ることを考え頑張ります。一緒にこの災害を乗り越えていきたいと思います。
テレビの報道では、わからない大変さがあります。どんな支援でもありすぎて困るということはない状況です。出来ること、どんな小さなことでも集まれば大きな力になります。
がんばるのは私たちの方だと思います。
また、支援に参加できる方、支援のできる方、自分に出来るところで応援をお願いします。
(社)IPNET-Jにぜひお寄せください。
また、他のNPOや団体の方、連携や協働できることがありましたらご連絡お願いします。
We are with Touhoku  people!!